ブログを始めた人であればほとんどの人が申し込むであろう『Google AdSense』ですが、中々申請が通らずに苦労している方が沢山いらっしゃるのではないでしょうか。
私もその中の一人で、2ヵ月ほどの間に9回落ち、その後に合格できました。
アドセンスに落ちた際の対処法をネットで調べて色々行いましたが、意味ないなと思ったものや、注意して行わなければならないことがあったため、実際に合格するまでに大なったことを全て書いていきます。
この記事で分かること:筆者がアドセンスに受かるまでにやったこと
その中でも、以下がきちんと分かるように解説します。
- 申請する前の基本的な確認事項
- 有効だと思った対策
- 意味がないと思った対策

これが、夢にまで見た合格画面です。(受かったのは2020/6/25です。)
各種管理ページの作成
まず、申請する前に以下のものを作るのが無難かと思います。
(私は何も知らなくて1回落ちた後に以下のものを作りました…)
- プライバシーポリシー
- プロフィールページ
- 問い合わせフォーム
また、これらはトップページからアクセスできるように配置する必要があります。
申請をするときは分かりやすいところに置くといいかもしれません。
プライバシーポリシーの作成【必須】
これはアドセンスだけではなく『Google Analytics』を使っている人も作る必要があります(規約はこちら)。Google Analyticsはブログをやっているほとんどの方が使っているのではないでしょうか。
特に細かい注意点などはなく、書いてトップページから辿れるようにすれば問題ないと思います。
他への丸投げですが、『プライバシーポリシー アドセンス コピペ』などで調べたら親切に解説してくれるサイトが色々出てきます。
プロフィールページの作成
プロフィールはどの程度詳しく書けば良いのかは不明ですが、一応私の対処方法を書いておきます。
一番最初に書いた自己紹介記事を、自分のことを詳しく開示するように少し書き換えて、プロフィール欄のリンクから飛べるようにしました。
(以下の画像の名前の部分のリンク先が自己紹介記事になっています。)

また、それとは別に上部に「プロフィール」欄を作り、そこにもリンクを作りました。
問い合わせフォームの作成
『Contact Form 7』というプラグインを使って、問い合わせフォームを作成しました。
これ無しで受かっている方もいなくもないようですが、大した手間ではないので私は作ってみました。こちらのサイトが分かりやすいです。
記事の質・記事数の対策【複製されたコンテンツ】
1回目に落ちた後に上記の各種ページを作り、再度申し込んでみたところ、落ちた原因として「複製されたコンテンツ」と「複数のポリシー違反」がありました。
その後、ありがちな ”記事の中身を考えてみる” ということをやってみたので、対策の内容を以下にまとめます。
クオリティーの低い記事を非公開にする
申請時点で30記事あったことや、数記事で合格したというブログを読んだことから、
「30記事もあってもどれが違反してるのか分かりにくい、クオリティーの高いものに絞った方がいいんじゃない?」と思い立ち、色々な観点で公開する記事を選び、他を非表示にするという作業を繰り返しました。
(後述するindex対策も組み合わせながら、4回くらいやりました)
- オリジナリティーのある、自分にしか書けない記事を選んで公開
(会社に入ってからのSEの話を中心に公開しました。) - 商品紹介っぽい記事を非公開に
- お金の匂いがしそうな記事を非公開に
(具体的に言うと、会社の持株とか財形とかの話を載せた記事です)
等、色々仮説を考えながら試してみたものの、落ち続けました。
そして私の場合の結論ですが、これらを止めて諦め半分で30記事を公開した状態で合格したので、あまり意味がありませんでした。
それどころか、変にいじると後述のようにno indexエラーが出て、その状態だと受からなくなったりするので気を付けましょう。
複製されたコンテンツかどうかを検証
落ちた原因の「複製されたコンテンツ」の文字通り、もしかしたら本当に類似しているサイトがあるのかもしれないと思い調べたところ、無料で使える「CopyContentDetector」というツールを見つけ、何記事か類似コンテンツがないかを調べてみました。
結論、複製されたコンテンツではありませんでした。(類似度が20%台という結果でした。)
書くことがかなりの割合で同じになりそうなテーマ(例えば引用がかなり多めの書評とか)でなければ、ほとんど引っかかることはないのではないかと思います。
文字数をチェック
私の記事は長めなので、文字数に関しては問題ないと判断し、本文の加筆・修正は特に行いませんでした。
短いものでも2000字と少し、一番多いのは4000字代です。
検索・noindexエラーに関する対策
価値の低いコンテンツが検索に載っていないかを調べる【重要】
Googleの検索欄で「site:(自分のサイトURL)」で検索し、価値が低いコンテンツが出ないかを確認しましょう。(例えば私のサイトであれば、「site:https://www.engoutput.com/」と検索します。)
これで画像のみのページが出てきたりしてそれが「価値の低いコンテンツ」とされ、落ちていた人が結構いらっしゃるようです。
私は画像は載っていませんでしたが、記事に加え、固定ページも載ってて微妙だな…と思ったので、一応消しておきました。
(修正以降はトップページと各記事、カテゴリが出てくる状態にしています。)
消し方は、「All In One SEO Pack プラグイン設定」で設定を変えてしばらく待つ、
または(しばらく待てば消えるのでGoogle非推奨のやり方ではありますが、急いでいる場合は)「Search Console」で無理矢理消すなどの方法があります。
「Search Console」での消し方は、左側の「インデックス」>「削除」からリクエストを送信すれば削除できます。
「Search Console」でエラーがないかをチェック【重要】
上記の「価値の低いコンテンツの削除」でno indexを付けたり色々調整してたりすると、「Search Console」上のカバレッジで「指定されたURLにno indexタグが追加されています」というエラーが出ることがあります。
対処方法としては、WordPressの左側のメニューから、
「設定」>「XML Sitemap」ページに飛び、
「TML形式でのサイトマップを含める」のチェックマークを外せばエラーは解消されます。
詳しい解説も含め、このブログが説明してくれています。
他のエラーが出てる人もいらっしゃるかもしれませんが、それも対応しましょう。
これらのエラーはアドセンスの申請以外では特に支障が発生しないため、放置している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
上記で述べたno indexの修正を行っていない人も是非一度チェックしてください。
また、いろいろいじってからのエラー検出や、修正してから検証完了までに数日間ラグがあるので注意しましょう。
(修正が終わってからは「修正を検証」のボタンを押しましょう。詳しくは上記リンクと同じくこのブログに分かりやすく書かれています。)
私はこれを修正して、前回の申請から2週間空けて修正したら合格しました!
これが原因だったのではないかと自分の中では結論付けています。
その他、申請するときの注意点
申請するときに2週間開けるべきか?
あくまで私の場合ですが、落ち続けているときは開けていませんでしたが、受かった時は2週間開けていました。
ただ、申し訳ないことに上記のインデックスエラーの解消のおかげで受かったのか、2週間空けたから受かったのかは謎です。
また、受かったときは審査が長かったです。以前は2,3日程度で落ちたメールが届いていましたが、受かった時は申請してからおよそ10日かかりました。
(そもそも最後ダメ元で送ってみただけなので、忘れた頃に合格メールが届いて驚きました。)
他のアフィリエイトリンクを付けても問題ないか?
これに関しては問題ありません。
このブログの前回の記事を見ていただければ分かりますが、Amazonアソシエイトリンクと楽天アフィリエイトリンク貼りまくりです…。
これが最新記事の状態で受かってるので、説得力が結構あると思います。
更新頻度は高い方が良いか?
最後の更新から1ヵ月弱空けて申請しましたが合格したため、必須ではないと思います。
(当時の最新記事:2020/5/17 申請:2020/6/15)
ただし、その前には週5程度で記事を書いていたので、それが評価されたのかもしれません。
まとめ
久しぶりの更新となり、アドセンスに受かってからもおよそ1か月と、時間が経ってしまいましたが、本当に苦労したテーマだったので記事を書くことで少しでも誰かの役に立つことを願っています。
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